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トントゥの森の本箱

​本は人と人を結ぶ

“読書”を通じたコミュニティーづくり 

素敵な新スタイルの本の楽しみ方

「森の本箱」に参加するペンションの玄関前にポストのような小さな「無料貸出し図書館」が設置され、そこにオーナーが持っている本が並べられています。

内容は様々ですが、いずれも多様な生き方、考え方に触発されて手に入れた本の数々が置いてあります。

一方、「本」を手に取った方には、もとの持ち主がどんな思いでこれらの本を読み、本箱に入れたのかも含めて読書を楽しんでほしいと思います。共感や交流がそこから生まれるかもしれません。

ペンション内には美しい庭もあり、その場で本を手にして読むこともできます。

森の木陰やパラソル下で、自然と一体化した図書館とベンチの佇まいが新スタイルで人々の興味をそそるでしょう。

また、子供達を対象とした読み聞かせイベントや古本市などが開催され、さらに人々の交流が生まれたらいいと考えます。

地域の人々の交流、家に眠る本の活用、本の無料貸し出しなどを通じて、気軽に本と接する機会を広げたいと思っています。

誰もが参加でき、気軽で身近に利用できるのが「森の本箱」です。

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​「トントゥの森の本箱」の会

「トントゥの森の本箱」開設にあたって

 

コロナ禍に翻弄されたこの2年間は、気軽に出歩くこともためらわれるような日々でした。こんな閉塞状況がいつまで続くのか、不安ばかりが募ります。

 

例えば、だれもが気軽に立ち寄れる「小さな図書館」はどうだろう。

 

本には古今東西の人々の、さまざまな生き方や考え方が記されています。未知の領域に踏み込む喜びも、過去の英知に学ぶ感動も思いのままです。自らの人生をデザインするための最良の糧がそこに埋もれているのです。

 

幸い、付近にはお庭の美しいペンションが数多くあります。テーブルやいす、ベンチが並び、日差しを遮るパラソルも設置されている。所によってはお茶やコーヒーはもとより、食事もできるという好条件。緑滴る森の中で読書するという快感を味わってほしいと思いました。

 

この企画に賛同くださったペンションの玄関前には、ポストのような小さな「本箱」が設置され、そこにオーナーが推薦する本が読み手を待っています。内容はさまざまですが、いずれも多様な生き方、考え方にふれてほしいという書き手・貸し手の「熱意」にあふれた本の数々が皆さまをお待ちしています。

 

そして、そこから生まれる「本」を介した対話や話し合いが、活気あるコミュニティーづくりの一助になることを切に願っています。同時に、「本」に最後の働き場を与えてやってほしいとも思っています。

        

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「トントゥの森の本箱」の会・代表                                         鮎川 高

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